「まじ」な部屋
● モバ&カシオペア・並べて紹介 ●   最終更新 97/11/08

 △ 上位へ △   △ ホームへ △

 「モバCE MC-CS12」と「 カシオペア A-51 」とを、
 ふたつ並べて写真撮りながらいろいろ比較してみました。
 元々モバMK12所持者なのでモバCE寄りにになりがちですが、
 なるべく公平に表現したつもりです。
 まぁ独断と偏見の論調になってますが、その点だけは勘弁して下さい。


とゆコトで全体を眺めてみました〜。

     
   まずは箱の概観です。別に箱だけ撮っても意味無いですが、
   ショップで捜す時の参考にして下さい。
   明るいブルーがモバCEで濃い緑色がカシオペアです。

     
   本体を二つ並べました。カシオペアがやや横長ですね。
   右側はモバMKも並べました。MKの大きさが目立ちます。
   ただし私のMK12は使い込んで表面のロゴがスレて消えてます(笑)。

     
   キーボード。キートップの大きさ・打ちやすさはほぼ同じ。
   ただしモバCEには「Windowsキー」が無いのと、
   「Shiftキー」が左側の一個しかありません。
   右側はモバMKキーボードも並べてみました。

     
   機器のデザインは各自の好みがあり一概に評価できません。
   ただし目一杯フタ開いた時の「おさまり」が気になります。
   カシオペアの場合フタが結構重いので不安定になります。
   その点モバCEは安定してますね。

     
   HWスペックとしての特徴的な違いは、
   モバCEの内臓モデム(左写真)とカシオペアのCFカード(右写真)。
   モバCEの内臓モデムは携帯通信には貴重です。

     
   使ってみて気になったのは、画面の「見づらさ」ですね。
   単に画面サイズやフォントが小さいだけでなく、
   画面に自分の姿や背後の照明が反射してしまいます。
   (デジカメで写真撮ってる姿が画面に写ってます:爆笑。)
   この「見づらさ」はカシオペアもモバCEもほぼ同じでした。


 HW的なデザイン等の違いは使用者の「好み」があるので一概に言えません。

 ただし「Windowsキーが無い」「Shiftキーが左に一個しか無い」
 等で、キーボードについてはモバCEよりカシオペアに軍配ですね。
 逆に、フタの部分の重さや180度フタ開いた時の安定感の点からは、
 カシオペアよりはモバCEに軍配を上げます。

 画面については「バックライトつければ」との意見ありますが、バックライト
 はバッテリ持続時間に影響するので(→別ページ「バッテリ比較」参照)、
 むやみに使用するのは勧められません。
 内蔵モデムの効果も「14.4Kでは非力で使いモノにならない」との意見が
 ありますが、これも場面によってはバッテリとの兼ね合いで、意外な効果が
 得られるのではないでしょうか。

 でも、内臓モデム(モバCE)かCFカード(コンパクトフラッシュカード)
 (カシオペア)かの選択は、正直なハナシ悩みます。モバCEの欠点は、カード
 スロットが一個しか無い事で、PIAFSカードの様に通信用にカードスロット
 を使う場合に、データ格納用のメモリカードにカードスロットが使えない点です
 ね。カシオペアの場合、CFカードをデータ格納用メモリカードに使い、通常の
 PCカードスロットを通信用カード専用として使えます。

 しかし、カシオペアの場合、WinCEの仕様かもしれませんが、メモリカード
 は1個しか使用出来ず、最初からCFカードをセットしておくと通常のPCカー
 ドがメモリカードとして使えません。他機器とのデータ交換用にPCカード使用
 する場合、結構不便ですね。それに、カシオペアの仕様ですが、CFカード用の
 フタを開ける度にシステムにリセット掛かるのは閉口しました。カードをメモリ
 カードとして他の機器とのデータ交換に使用する場合は要注意です。

 そして、モバCEの内臓モデムは意外と重宝するのでは無いでしょうか。
 14.4Kbps は非力の様に見えますが、別ページの「バッテリ比較」にても
 紹介した通り、PHS使用時のPIAFSカードを使った32K通信では、意外
 とバッテリ消耗が早く、たぶん想像ですが、他の高速通信するカード類だと、も
 っとバッテリ消耗は速いと考えられるので要注意でしょう。通信の内容によって
 は、処理自体が「回線速度の要素とCPU含めた処理速度の要素」のどちらの効
 果が大きいかによって内臓モデムの評価は変ります。使いかたによっては非常に
 貴重な存在かと思います。



 とりあえず、以上、でした〜。では〜〜。 v(^O^)/~~


 △ 先頭へ △    △ 上位へ △    △ ホームへ △