● モバ:MC/R320+FOMA:P2401 ●
  ( 記事初稿 2001/09/30  公開2001/10/02以降 FOMAページ用カウンタ 人目 )
  ( 最終更新 2001/11/03 )
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 試験サービスモニタでゲットした
 カード型FOMA端末P2401なんですが
 元々の仕様がWindows98/Me/2000対応とのこと。
 まずは無難にWin98ノートPC使いセッティングし動作確認しましたが
 私の愛用モバイルはここ数年 WindowsCE マシンなもので
 メーカー保証外&自己責任範囲ではありますが
 さっそく(笑)トライしてみました。

R320+P2401概観その1  R320+P2401概観その2  R320+P2401概観その3  R320+PHS「P-in」概観

 上の写真4枚のうち、
 左からの3枚はモバR320にFOMA端末「P2401」を刺した概観で
 一番右の1枚だけはR320にPHS「P-in」を刺したときの概観です。
 こうやって見るとやはりFOMA「P2401」の方が「P-in」よりも
 少しばかり出っ張りが余分にありますね。
 でも普段持ち歩く分には問題は無いかと。はい。


 ところでモバイルギア2「MC/R320」のWindowsCEバージョンですが
 現時点の最新バージョンより1世代前の
  WindowsCE 2.11 ( H/PC 3.0 )  です。
 さっそくコイツのカードスロットにFOMA「P2401」刺してみました。
 するとちゃんとカードとして認識してくれた様です。
 そして
 以下はCE標準の「リモートネットワーク」→「ダイヤルアップ接続」の中の
 「モデムの選択」での表示です。
 CE側は何もしてはいませんが
 カード型FOMA「P2401」を刺しただけで
 「 NTT DOCOMO-FOMA-P2401 DATA CARD 」
 を自動で認識しリストに表示してくれています。

WinCE モデムの選択画面
  (この画面キャプチャは伊藤栄一郎氏の captce.exe を使用しています。)

 ここまで確認できればしめたもので
 後は事前に添付アプリ使いインストール&設定してあった
 Win98ノートPCのダイヤルアップの設定を見ながら
 TCP/IPや電話番号の設定をモバR320(CE2.11)の方に
 そのままそっくり真似てモペラ接続パケット通信 の設定しました。
 そしておそるオソル接続してみると 意外とあっけなく繋がってしまいました。

 とりあえずはCE標準のpIE(ポケットIE)でブラウズ体験しました。
 Win98ノートPCだと最大下り384Kbpsのところを
 150Kbps程度しか実行速度は出ていないと別ページでレポートしましたが
 体感的にはもっと遅いですね。
 ただしWin98で使った測定サイトがCEのpIEだとうまく動かなかったので
 実際の速度の測定は出来ませんでした。
 だけどこのあたりの体感速度の遅さは
 FOMA側の問題と言うよりはCEのTCP/IP及びpIE側の問題の用に
 自分では思っています。
 pIE以外にメール送受信にもトライしましたが特に問題はなく成功しました。

 # ちょいと補足です。
 #
 # あたかも「何も問題無くアッサリとつながった」と書いていますが
 # 実はちょいと嘘がありまして、
 # モペラのパケット通信でつなごうとすると
 # なぜか1回目は必ず接続後の「ユーザを認証中」の段階でダンマリとなり
 # しばらく待っていると「切断」され
 # その直後にもう一度(つまり2回目)につなげると
 # なぜかスムーズに(ユーザ認証も含めて)つながる
 # そんな状態となっています。
 # これはFOMAの問題なのかモペラの問題なのか
 # CEの問題なのか自分の設定内容の問題なのか
 # 残念ながら追求出来ていません。 m(_,_)m 
 # 今はモニタ機材なので
 # 正式製品版が手元に届いたらもぅ少しフォローしてみます。
 # とりあえず
 # 「CEでつながるかつながらないか」との観点からは
 # 2回目にはちゃんとつながるので
 # そしてつながってしまえば快適にサーフィン出来るので
 # 上記表現となっています。 m(_,_)m 

 # ついでに補足の追加です。
 #
 # 今回使ったカード一体型FOMA端末P2401は
 # いちどWin98ノートPC上で
 # 添付CD-ROMの設定用アプリ使って98上で動かした後に
 # WinCEモバイルギアに持ってきました。
 # よって
 # 出荷直後の状態で初めてCEに刺したワケではありません。
 # 98上で各種設定した時に
 # 何かFOMA端末側への初期設定が行われた可能性もありますが
 # そのあたり詳細は未確認です。
 # ですから端末購入直後のまっさらな状態での
 # CEでの動作を保証するものではありません。

 後は64Kデータ通信ですが
 そちらは製品版が手元に届いたらゆっくりとトライしてみます。 m(_,_)m 

 【 記事追加 (2001/11/03) 】

 とゆ事で製品版に移行したので
 上記同様そのまま製品版P2401をモバR320に刺してみました。
 公称最大384Kbpsパケット通信については
 モニタ機同様にあっさりと(多少問題残しながらも)接続OKでした。
 「多少問題」の細部についてはこれからチェックします。
 なお
 まだ64Kデータ通信はテストしてません。
 だって
 PHS「P-in」使ったpiafs64Kにそこそこ満足してて
 同じスピードで料金高いFOMA64Kは
 ちょいと評価の優先度を下げています。
 時間取れればトライしてみます。


 あまり大きな問題なくアッサリとつながったのはウレシイですが
 問題は別のところにありました。
 それはFOMA端末の消費電力の大きさです。
 これは私にとってかなり深刻な問題です。

 前のページで
 FOMA端末P2401 の消費電力の取説記述見が
    通信時最大電力 約 2500mW
    通信時平均電力 約 1800mW
 となっていて
 ドコモPHS初代「P-in」のそれが
   64K通信時 約 600mW
 つまり単純計算で
  P-inに比べて平均で3倍・最大で4倍以上も電池食う
 と紹介しましたが
 私の場合
 モバR320+PHS「P-in」の組合せで
 普段がんがんと通信に使っていて
 単三乾電池にてほぼ1日1セット(2本)を使い切っていました。
 さすがに乾電池ばかり買うのはタマラナイので
 普段は専用充電池使い自宅就寝中に充電する運用していましたが
 それにしても
 P-inの「平均で3倍・最大で4倍以上も電池食う」のであれば
 私の使い方だと1日持たないですね。
 これはかなり辛いです。
 少なくとも私にとってモバイル運用にはかなりキツイです。

 そのうちに時間とって乾電池使用通信耐久テストしてみたいのですが
 パケット料を考えると躊躇してます(笑)。

 【 記事追加 (2001/11/03) 】

 製品版でもこのあたりの消費電力事情は変わってなかったですね。


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