● これがFOMA/P2401の実力だぁ ●
  ( 記事初稿 2001/09/30  公開2001/10/02以降 FOMAページ用カウンタ 人目 )
  ( 最終更新 2001/11/03 )
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 さてモニタでゲットした カード一体型FOMA端末「P2401」なんですが
 普段使ってる同じドコモ製のカード一体型PHSの「P-in」と
 並べて写真とってみました。

        

 かなりデカイとの評判でしたが
 P-in と P2401 とを並べて見てみると
 大きさ的にはほぼ同じか少しP2401の方が大きいですね。

 ちょうどアンテナ立てる部分の大きさ分だけが
 P-inより大きくはみ出してる様にも見えます。

 ところでこのカード一体型FOMA端末P2401なんですが
 元々の仕様がWindows98/Me/2000対応とのこと。
 まずは無難に知人から借りてきた Windows98ノートPCを使い
 取扱説明書に従い本体添付CD-ROMの設定アプリ使い
 セッティングしてはいました。
 しかし自宅はサービス提供範囲外でもあり
 職場(都内)近辺でしか体験出来ず
 またモニタ開始当初は
 接続品質もボロボロだったみたいですし
 10/1時点サービス範囲はぎりぎり隣の市までで
 自分はサービスエリア外だった事もあり
 しばらく多忙もありホッタラカシにしてたんです。
 ところが9月のある日
 ふッと何気無しに自宅で動かしてみると
 なんとちゃんと繋がるんですよ。ビックリ仰天うれしい誤算。

 とゆことでまずはWin98ノートPCでの「評価」です。

 【 記事追加 (2001/11/03) 】

 P2401も製品版に替わったので
 Win98ノートPCの設定もモニタ版の環境をアンインストールし
 あらためて製品版CD-ROMからインストールし直し再評価しました。


● まずは高速384Kパケット通信から

 まずは
  上り最大64Kbps下り最大 384Kbps の高速パケット通信 ですが
 さすがにベストエフォートだけあって
 試しにモペラにつないで
 インターネットスピードテスト http://www.speedtest.pos.to/
 で性能測ってみてみたら
  平均して140〜150Kbpsしか出ません。
 正直な話かなりショックでした。
 でもまぁ今までのPDCタイプのスピードと比べれば格段の進歩なのと
 基本的にパケット課金でスピードには課金は依存しないので
 まぁまぁ許される範囲かなと。
 でもどこでこんなにオーバーヘッド掛かっているのか知りたいですね。

 【 記事追加 (2001/11/03) 】

 上記の性能測定サイトは
  インターネットスピードテスト http://speed.on.arena.ne.jp/
 へ移転しています。

 そこで製品版で再評価してみましたが
 やはり 平均して140〜180Kbps しか出ません。
 このあたりはモニタ機と比べても
 そんなに大きくは改善されていないみたいですね。
 少し期待してたのでちょっとばかし残念でした。

 ついでの情報ですが
 ドコモ神奈川支店へ出向く用があり
 その際の手続きの合間に支店内にある体験コーナーにて
 体験用機材(ノートPC+P2401)が自由に触れたので
 上述のサイトにて性能測定してみました。
 そこでは 190〜210Kbps の数値が出ました。
 まぁ本家ドコモの支店の体験環境なので
 バリバリにチューニングしてあるとは思いますが
 それでもMax210Kbpsでしたから
  公称最大値384Kbpsとは言いつつも
 3分の2も性能は出ていないのは事実の様です。

 まぁ自分が今回使ったPCの問題もありますが
 ドコモの支店でこの数値ですから
 このあたりのオーバーヘッドが
 FOMAの問題なのかモペラの問題なのか知りたいですね。


● 続いて64Kデータ通信ね

 次に
 64Kデータ通信なんですが
 最初はこれ何のことだか判らなかったんですが
 要は既設のISDN同期式64Kのアクセスポイントに
 FOMA端末からそのままつなげられる
 そんなサービスみたいです。
 普段使ってるニフティやBIGLOBEやその他プロバイダの
 ISDN同期64Kのアクセスポイントにつなげてみたんですが
  みな平均して50〜55Kbpsできれいにつながりました。
 PHSのpiafsアクセスポイントは意外と少ないですが
 ISDNアクセスポイントは各プロバイダとも多いので
 こりゃひょっとしたら重宝するかもしれません。

 【 記事追加 (2001/11/03) 】

 製品版で再度トライしました。
 モニタ機と同様に 50〜55Kbpsできれいにつながりました。


● 致命的な消費電力量

 ところで私にとって致命的だったのがその消費電力で
 なんとこいつメチャクチャ電気食うんですよん。
 あまりにPC側バッテリの減りが速いので
 あらためて取説の記述見てみたら
  通信時最大電力 約 2500mW
  通信時平均電力 約 1800mW
 と書いてありました。
 私が使ってるドコモPHS初代「P-in」
 取説に 64K通信時 約 600mW とありました。
 なんと
  P-inに比べて平均で3倍・最大で4倍以上も電池食う計算ですね。
 私がモノクロ液晶・単三乾電池駆動のモバイルギアで
 P-in通信しまくって普段は1日1回乾電池交換してるので
 もしこのままでFOMA通信したとしたら
 一日3回も乾電池交換する・・・・・なんて事になりそうです。
 これじゃぁモバイルで使うには辛いなぁ 、とゆのが私の感想です。
 FOMA通信するときには ACアダプタは必須ですね。

 【 記事追加 (2001/11/03) 】

 製品版のマニュアル(取説)をチェックしましたが
 このあたりの消費電力についての記述は
 残念ながらモニタ機とそれと同じ表現でした。


 以上がモニタしてみた感想なんですが
 今回のモニタはモニタ終了自にモニタ用機器を回収した上で
 希望者にはモニタ価格でかなり格安に売ってくれるとのこと。
 かつ
 同じ機種を買う事としても
 モニタ機と交換で本番用の機器に替えてくれる段取りになっています。
 思わず申し込んでしまいました(笑)。
 よって
 パケット通信最大384Kbpsが実は150Kbpsしか出ないのも
 異常に電池食らうのも
 ひょっとしたら製品版で改善されてるかもしれません。
 改善されてることを期待して製品版を楽しみに待つ事とします。

 【 記事追加 (2001/11/03) 】

 とゆ事で製品版に移行したので
 ちょっとばかし評価じみた事してみたんですが
 パケット通信の性能が少しばかし改善された様にも見えますが
 大勢はモニタ機の時と変わっていないですね。
 今後の製品開発に期待するしか無いみたいです。


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